ut.code(); は、2023 年 12 月 10 日(日)にコエテコ Hack #1 の 2 日目を開催しました。
コエテコ Hack #1 は、GMO メディア株式会社が運営するプログラミング教育ポータルサイト「コエテコ byGMO」と ut.code(); が共催するハッカソンイベントです。
「AI × 教育」をテーマとして、総額 28 万円の賞金も用意されています。
2 日目は、それぞれのチームでプロダクトを開発し、最後に最終発表を行いました。
最終発表では、各チームが開発したプロダクトを発表しました。どのチームも素晴らしいプロダクトを開発していました。
チーム A は、特に耳が不自由な学生を対象に、授業中の音声を自動でテキストに変換しさらにその内容を AI が要約するアプリケーション「EchoNote」を開発しました。リアルタイムで音声がテキストに変換され、要約ボタンを押すと授業ノートが自動で作成されます。
チーム B は、AI が小学校低学年の生徒の前転に対して改善点を指摘するアプリケーション「FlipFlow-Enhancer」を開発しました。模範の動画と生徒の動画をアップロードし教科書に記載されているコツやポイントを入力することで、模範と生徒の画像を比較して表示し改善点を指摘してくれます。
チーム C は、AI が個人の特性、背景に合わせたソフトスキル向上の提案の補助を行うアプリケーション「DocuMentor」を開発しました。管理者がプロンプトを設定することで会社のルールに合わせてカスタマイズができたり、小テストを自動で作成することができたりします。
チーム D は、お手伝いによって小学校低・中学年の子どもの金銭感覚を育成するアプリケーション「まねりて」を開発しました。親が報酬を設定すると AI がお手伝いプランを自動で提示し、子どもがお手伝いプランをクリアすることでポイントを獲得することができ、目標管理能力を向上させることができます。
チーム E は、小学校 3〜6 年生の好奇心旺盛な小学生に向けて、気になる項目をクリックするだけで身近な疑問に AI がわかりやすく答えてくれるアプリケーションを作りました。気になる分野を選択していくだけで簡単に身近な疑問を解決することができます。
チーム F は、教科書の画像を撮影してアップロードすると AI がその内容に基づく独自の四択問題を生成するアプリケーションを開発しました。自動で問題を生成するだけでなく、その問題の解答、解説も生成することができます。
最終発表の後は、審査員の方々による審査が行われ、最優秀賞、優秀賞、審査員賞が決定しました。
最優秀賞は、教科書の画像から問題を生成するプロダクトを開発したチーム F に決定しました!
優秀賞は、ソフトスキル向上の提案の補助を行う「DocuMentor」を開発したチーム C に決定しました!
審査員賞は、生徒の前転に対して改善点を指摘する「FlipFlow-Enhancer」を開発したチーム B に決定しました!
共催いただいた GMO メディア株式会社の皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました。