並木中等教育学校で SSH 講座を開催しました

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綿引 悠人
進振りのプロです。
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ut.code(); は、2024 年 4 月 27 日 (土) に茨城県立並木中等教育学校で SSH 講座を開催しました。

茨城県立並木中等教育学校は、茨城県にある中高一貫校で、スーパーサイエンスハイスクール (SSH) に指定されており、理数教育に力を入れています。

今回の SSH 講座は、この SSH の取り組みの一貫として実施されました。

講座には、中学 1 年生から高校 2 年生までの 37 名が参加し、プログラミングを基礎から学び、簡単な Web アプリケーションを作りました。

講座の様子

開催の経緯

現在 ut.code(); は大学生に限らず、多くの方にプログラミングの楽しさを知ってもらいたいという願いから、中高生向けのプログラミング講座を行っています。

並木中等教育学校は、私、綿引悠人の母校であることから、中高生向けのプログラミング講座の第 1 弾として並木中等教育学校で SSH 講座の開催をすることになりました。

案内の看板

講座の内容

今回の SSH 講座に合わせて、ut.code(); Starter (仮称) という新たな教材を開発しました。この教材は、ut.code(); が今まで開発してきた ut.code(); Learn の内容をより簡単に、より実践的にしたものとなっています。

SSH 講座では、HTML、CSS、JavaScript を基礎から学び、最終的には簡単なおみくじアプリを作ることを目指しました。

講座の様子

今回の講座は、机をグループの形にして進めていたため、グループの人同士で活発に教え合いわからないことも相互に補完し合っている様子が見られました。また、グループ内だけではわからないことがあってもすぐに手を上げて積極的にスタッフに質問をしていました。

講座の様子

HTML と CSS の章で学んだことをもとに自分の好きなウェブサイトを作るという課題では、自分の所属する部活動の紹介ページを作ったり、自分の好きなアニメの紹介ページを作ったりとさまざまなアイディアがありました。また、授業で扱っていないような内容を自分で調べながらウェブサイトを作っている様子も見られました。

最後のおみくじアプリを作ってみるという課題では、熱心に自分なりにカスタマイズしたおみくじアプリを作っている様子が見られました。

講座が終わった後もおみくじアプリを作り続けている様子が見られ、家に帰った後も教材を見ながら進めていきたいという声も多く見られました。

講座の様子

並木中等教育学校のブログでも紹介されていますので、合わせてお読みください。

今後に向けて

中高生向けのプログラミング講座を行ったのは ut.code(); としても初の試みであったため、多くの気付きを得ることができました。今回の SSH 講座で得た経験を生かし、来年以降も並木中等教育学校での SSH 講座を開催できればと思っています。

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